一週間前の3月4日(土)、20人を超える大学生が丹波篠山に集まり、黒大豆の王様と言われる「丹波黒」の枝豆の規格外品の活用を考えました。運営したのは中林幸宏氏 (ステージ写真) が代表をつとめるスタートアップの「ポケット・オーナーズ」https://www.pocketowners.com/
今日12日は神戸三宮に移って、生産者・加工会社・商社・ソムリエといった「プロフェッショナル」を相手に、プレゼンテーションを行いました。シニア研究所員も消費者の立場で審査に加わりました。
学生たちは8つチームごとに自分たちが考えたアイデアを発表していきます。SDGsや食品ロスといった社会課題と地域活動を結びつけるユニークな提案が次々に発表されました。
真剣勝負のプレゼンが終了すると、審査員から質問や意見が飛んできます。商品化にはさまざまなハードルが想定されますが、生産者、加工会社、リストランテ、商社の審査員のコメントはまさに金言です。前段の一週間前のイベントに参画したシニア研究所員は、学生が一週間でアイデアを格段にブラッシュアップしてきたことに驚きを禁じえませんでした。生産者や丹波篠山市の職員の方も進歩の歩幅の大きさに感心していました。研究所がお役に立てたのなら幸いです。